国交省(旧建設省)【平成12年告示第1352号】
「壁率比」とは、簡便な方法で耐力壁のバランスをチェックする方法です。
建物の外周部(平面的に建物の1/4にあたる外周部)の「壁量充足率」が均等であるならば、建物全体的に釣り合いが良く、耐力壁のバランスがとれた安全な建物であると判定できます。
壁率比=建物4分割の両端壁量充足率の比
※壁率比0.5以上、若しくは両端の壁量充足率がそれぞれ1以上を確保する。
壁充足率=存在壁量/必要壁量
4分割法以外に、建物の重心と建物の剛心(建物強さの心)の差から耐力壁のバランスをチェックする偏心率は、告示にて0.3以下になるように規定されていますが、出来れば0.15以下になるように設計することをお勧めいたします。
偏心率チェックはこちらを参照下さい。→偏心率チェック
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