尚、このページに記載する各省エネ基準の施工については、フラット35技術基準
（旧住宅金融公庫基準）の内容を記載していますが、次世代省エネ基準の基本となっている「エネルギーの使用の合理化に関する法律」の「設計・施工指針」はこちらを参照して下さい。 |
③省エネルギー住宅（一般型）割増融資
⑤省エネルギー住宅（次世代型）割増融資
】技術基準を言います。- 断熱材は隙間無く施工する。
- 断熱材の充填は、周囲の木枠及び室内側下地材との間に隙間を生じさせない。
- 充填工法の場合は、フェルト状、ボード状又は吹込み用断熱材を、根太や間柱などの木枠にはめ込み、又は天井の上に敷き込む。
- ボード状の断熱材を充填する場合、隙間が生じた場合は現場発泡断熱材などで補修する。
- ボード状断熱材又はフェルト状断熱材を外張りする場合は、断熱材の突付け部を、柱などの下地がある部分に合わせ隙間が生じない様に釘留めする。
- 耳付き防湿層を備えたフェルト状断熱材を施工する場合は、耳を木枠の室内側見付面に間隔200mm内外でタッカー釘留めとする。
- 断熱材は隙間無、気密材に密着して施工する。
- 断熱材の充填は、周囲の木枠及び室内側下地材との間に隙間を生じさせない。
- 充填工法の場合は、フェルト状、ボード状又は吹込み用断熱材を、根太や間柱などの木枠にはめ込み、又は天井の上に敷き込む。
- ボード状の断熱材を充填する場合、隙間が生じた場合は現場発泡断熱材などで補修する。
- ボード状断熱材又はフェルト状断熱材を外張りする場合は、断熱材の突付け部を、柱などの下地がある部分に合わせ隙間が生じない様に釘留めする。
- グラスウール、ロックウール、セルローズファイバー等の繊維系断熱材、その他これらに類する透湿抵抗の小さい断熱材を使用する場合は、防湿材を室内側に施工する。
- 防湿材の施工は下記のいずれかによる。
- 防湿材は幅広の長尺シートを用い、連続させ、隙間の出来ないように施工。また、継目は下地材のあるところで100㎜以上重ね合わせる。
- Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ地域において、前文によらず耳付きの防湿材を備えたフェルト状断熱材を用いる場合は、防湿層を室内側に向けて施工する。尚、防湿材の継ぎ目は、隙間が生じないよう十分突き付け施工する。隙間が生じた場合は、防湿材、アルミテープ等の防湿テープで補修する。
- 防湿材は、電気配線や設備配管などにより破られないよう注意して施工する。万一、防湿材が破れた場合は、アルミテープ等の防湿テープで補修する。
- 床下空間を有する基礎断熱工法とする場合、又は土間コンクリート床の場合、断熱位置は、基礎の外側、内側又は両側のいずれかとする。
- 吸水性の小さい断熱材を用い、原則として基礎底版上端から基礎天端まで打込み工法により施工する。
- 断熱材の継ぎ目は、隙間が生じない様に施工。型枠脱型後、隙間が有る場合は現場発泡断熱材等で補修する。
- 基礎の外側に施工する場合は、外気に接しないよう外装仕上を行う。
- 基礎の天端と土台との間は隙間が生じないようにする。
- 床下防湿は、下記のいずれかの措置を講ずる。但し、防蟻措置が必要な地域（※1）に於いては、下記※印の項目に限る。
- 床下全面にJIS A 6930（住宅用プラスチック系防湿フイルム）、JIS Z 1702（包装用ポリエチレンフイルム）、若しくはJIS K 6781（農業用ポリエチレンフイルム）に適合するもの、又はこれと同等以上の効力を有する防湿フイルムで厚さ0.1㎜以上のものを敷きつめる。尚、防湿フイルムの重ね幅は300㎜以上とし、防湿フイルムの全面をコンクリート又は乾燥した砂で押え、押えの厚さは50㎜以上とする。
- 床下全面に厚さ100㎜以上のコンクリートを打設する。
- ※鉄筋コンクリート造のべた基礎（厚さは100㎜以上で防湿コンクリートを兼ねる）とする。
- ※基礎と鉄筋により一体となって基礎の内周部の地盤上に一様に打設されたコンクリート（厚さ100㎜以上で防湿コンクリートを兼ねる。）で覆う。
- ポーチ等の取合部で断熱欠損が生じない様にする。
- 施工後、有害なたるみ、ずれ、屋内側の材料とに隙間が生じない様、原則として受け材を施工する。
- 床下の換気は、公庫仕様に準じて床下換気を行う。但し、基礎断熱工法を採用する場合は不要。
- 地面からの水蒸気の発生を防ぐため、床下防湿工事を行なう。
- ユニットバス下部床、バリアフリー対応を行った場合の和室の床に於いて、断熱材、防湿材を連続して施工する。
- 施工後、有害なたるみ、ずれ、屋内側の材料とに隙間が生じない様、原則として受け材を施工する。
- 床下の換気は、公庫仕様に準じて床下換気を行う。但し、基礎断熱工法を採用する場合は不要。
- 地面からの水蒸気の発生を防ぐため、床下防湿工事を行なう。
- ユニットバス下部床、バリアフリー対応を行った場合の和室の床に於いても、断熱材、防湿材を連続して施工する。
- 長期間経過してもずり落ちないように施工する。
- 断熱材は土台から桁まで隙間なくはめ込むか、又は外張りとする。
- 筋違い、配管部分に隙間が生じない様に施工する。
- 断熱材の屋外側に通気層を設け、壁内結露の防止する構造とする。
- 配管部は、管の防露措置を行うと共に、断熱材は配管の屋外側に施工する。
- 長期間経過してもずり落ちないように施工する。
- 断熱材は土台から桁まで隙間なくはめ込むか、又は外張りとする。
- 筋違い、配管部分に隙間が生じない様に施工する。
- 断熱材の屋外側に通気層を設け、壁内結露の防止する構造とする。
- 配管部は、管の防露措置を行うと共に、断熱材は配管の屋外側に施工する。
- 天井と外壁との取合、間仕切壁との交差部、吊木周囲の部分で隙間が生じない様にし、天井全面に施工する。
- 断熱材は、野縁間、又は野縁をまたいで天井全面に施工する。
- 天井断熱材にて、小屋裏換気経路が塞がれない様に施工する。
- 公庫仕様による小屋裏換気を設ける。
- 埋込み照明器具をを使用する場合は次ぎのいずれかとする。
- 器具を断熱材で覆う事が出来るＳ形埋込み形照明器具を使用し、断熱材が連続する様に施工する。
- Ｓ形埋込み形照明器具以外の照明器具を使用する場合は、過熱による発火防止のたに断熱材は照明器具を覆わない。
- 天井と外壁との取合、間仕切壁との交差部、吊木周囲の部分で隙間が生じない様にし、天井全面に施工する。
- 断熱材は、野縁間、又は野縁をまたいで天井全面に施工する。
- 天井断熱材にて、小屋裏換気経路が塞がれない様に施工する。
- 公庫仕様による小屋裏換気を設ける。
- 埋め込み照明器具を使用する場合には、器具を断熱材で覆う事が出来る、Ｓ形埋め込み形照明器具を使用し、断熱材が連続する様にする。
- 断熱材を垂木間に施工する場合は、施工後、有害なたるみ、ずれ、隙間等が生じないよう、原則として受材を設ける。
- 断熱材を垂木の屋外側に施工する場合は、屋根と外壁の取合で隙間が生じない様に施工する。
- 断熱材の外側には通気層を設ける。また、繊維系断熱材を使用する場合は、断熱材と通気層の間には防風材を設ける。
- 屋根断熱の通気層への入気のため軒裏には、公庫仕様による小屋裏換気を設ける。
- 断熱材を垂木間に施工する場合は、施工後、有害なたるみ、ずれ、隙間等が生じないよう、原則として受材を設ける。
- 断熱材を垂木の屋外側に施工する場合は、屋根と外壁の取合で隙間が生じない様に施工する。
- 断熱材の外側には通気層を設ける。また、フェルト状を使用する場合は、断熱材と通気層の間には防風材を設ける。
- 屋根断熱の通気層への入気のため軒裏には、公庫仕様による小屋裏換気を設ける。
- 埋め込み照明器具を使用する場合には、器具を断熱材で覆う事が出来る、Ｓ形埋め込み形照明器具を使用し、断熱材が連続する様にする。
- 屋根又は天井と壁及び壁と床との取合部に於いて、外気が室内に流入しない様、当該取合部に通気止めを設ける。
- 間仕切壁と天井又は床との取合部に於いて、間仕切壁の内部の空間が天井裏又は床裏に対し開放されている場合は、当該取合部に通気止めを設ける。
- 屋根又は天井と壁及び壁と床との取合部に於いて、外気が室内に流入しない様、当該取合部に通気止めを設ける。
- 間仕切壁と天井又は床との取合部に於いて、間仕切壁の内部の空間が天井裏又は床裏に対し開放されている場合は、当該取合部に通気止めを設ける。