業者まかせにせず、できる限り現場に足を運び施工の状況写真をデジタルカメラで撮影して下さい。
デジタルカメラで撮影した写真データーは、拡大が自由に行えることで、施工の精度・仕様のチェックが通常の写真より正確に行え、欠陥住宅や手抜き工事の早期発見や裏付け資料として重要なデーターとなります。
写真を撮る個所は、工事が進むにつれて隠れる個所で、特に重要な構造関係と耐久性能関係です。
下記に参考例を掲載していますが、難しく考えずに工事の進み具合の記録を残す考え方で、現場に行かれた時に色々な角度から写真を撮るようにしましょう。
※どこの位置から撮影したか、解かる範囲で撮影を行って下さい。
No | 撮影箇所・撮影のポイント | 参 考 写 真 | |
1 | 基礎底の掘削状況 | ||
2 | 基礎底の転圧状況 | ||
3 | 基礎の配筋状況 (基礎配筋検査) ※1)部位毎に撮影が要 |
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4 | 型枠の施工状況 | ||
5 | 基礎コンクリートの打ち上がり状況 (基礎埋め込みアンカーボルトの確認に重要) |
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6 | 床下設備配管の施工状況 | ||
7 | 構造フレーム・接合金物等の構造関係の施工状況 (構造検査) ※1)部位毎に撮影が要 |
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8 | 床組みの施工状況 (床下の断熱材、床束、清掃状況の確認) |
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9 | 床下地合板の施工状況 | ||
10 | 面材耐力壁の施工状況 | ||
11 | 使用構造材の品質状況 | ||
12 | サッシの設置状況(室内側から) | ||
13 | 外壁貫通部の下地合板施工状況 | ||
14 | 外壁通気シートの施工状況 | ||
15 | 屋根と外壁の取合い部の状況(室内側から) | ||
16 | バルコニー廻りの雨仕舞い状況 | ||
17 | 外壁断熱材の施工状況(室内側から) | ||
18 | 天井裏設備配管の施工状況 | ||
19 | 壁下地材の施工状況 | ||
20 | 天井下地材の施工状況 | ||
21 | 階段の施工状況 | ||
22 | 開口部カーテンレール等下地合板の施工状況 | ||
23 | 天井断熱材の施工状況 |