現状の住宅業界の中で『低価格で良質な住宅』を納得して建てるには?
住まいづくりでの良し悪しが決まるのは、工事請負契約までで大半をしめます。簡単に言えば、全てが基本となる工事請負契約を、明確な内容と納得した形での契約が出来れば、あとは、契約内容を基に、工事の基本となる実施設計図面をしっかりと作成てもらい、その設計図に基づき適切に工事をおこなってもらえば良いのです。 工事請負契約の内容が明確であるのならば、後々設計もしくは工事の段階で、設計変更や仮に何らかのトラブルが発生しても契約書に明確に記載されていますので、建築会社も誤魔化しや、あいまいな対応が出来ません。住まいづくりで、最も重要なことは契約内容の充実です。
そう言う事から先行請負契約方式の住宅業界の中で、あせって契約するのではなく、じっくりと時間をかけて、プランと細部にわたる仕様を明確に決め込んで、競争見積形式(相見積)で数社の建設会社から見積を取った上で、十分に比較検討を行い、明確な契約を行う事が重要です。
このような対応を行うには、建築の知識と労力を必要としますが、低価格・適切価格で良質な住宅を求める以上は、皆さんも建築会社任せにせず、自分自身のマイホームです、ある程度の努力を惜しまず、自分自身の思い入れのある住まいづくりをしたいものです。
※建物の良し悪しは契約段階まででほぼ決まります。