土台寸法は一般的に105mm角が多用されていますが、土台寸法を120mm角にサイズアップする事で、建物の耐久性の向上が図れます。
腐朽及び白蟻に強い土台の材種選定と共に土台のサイズアップ対応をお勧め致します。
また、土台のサイズアップ対応を行うと、基礎の立ち上がり部の幅が一般的に120mmのため土台と同寸となり、施工精度により土台が基礎立ち上がり部より飛び出した状態になりがちですが、構造的に問題(限度があります)は有りません。尚、モジュールに余裕が有る場合は、基礎立ち上がり部の幅も、一般的には120mmが多用されていますが135mmにUPする事で、基礎の鉄筋のかぶり厚さも増え、更に建物の耐久性の向上が図れます。
但し、立ち上がりの基礎幅寸法が増える事で、相互の立ち上がり基礎間で納まるユニットバスや玄関の有効幅に注意する事を忘れずに対応して下さい。
土台寸法105mm角から120mm角にサイズアップする場合の注意点
建物外周部の内壁が内部側による事が気になる場合は、通芯から基礎や土台の芯振り分けを変える偏心対応を行う事で防げますが、基礎と骨組みの偏心位置関係を工務店などの施工者は、基礎工事職方やプレカット業者や大工さんに徹底を図り、間違いの無い様に管理対応する事が要求されます。
詳しくは、土台120mm角偏心対応をご覧下さい。
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