建売・分譲住宅の購入で失敗しないポイント | ||||||
◆敷地の履歴や安全性などを調べる。 敷地はしっかりと堅固で安全性が一番大事です。軟弱地の埋め立て地ではないか、低 地で浸水する恐れがないか、地名に「池」・「沢」・「沼」などが付いている所は注 意して下さい。またガケ地は崩れないか擁壁はしっかりしているかよく調べて下さ い。なお、敷地に不安があれば、第3者の専門家に見てもらうか、ちゅうちょせず、 他の物件を探す方が賢明です。 ◆検査関係の資料を入念にチェックしてください。 建物で一番大事な構造はしっかりしているか、設計図書を比較しながら、工事記録写 真でチェックして下さい。設計図書の内容がしっかりした構造でも、実際に施工され ているか「手抜き工事」・「欠陥住宅」が心配です。このチェックは、専門的な知識 が必要で、後々後悔しないためにも、第3者の専門家にチェックしてもらう事をお勧 めいたします。また、役所の発行する建物の「検査済書」があるか、擁壁がある場合 は、擁壁の「検査済書」もあるか確認して下さい。「検査済書」の無い物件は敬遠す べきです。検査済書がある場合は、もし後々建物を売却する時に、建物の資産価値が 上がりますので、是非「検査済書」及び平成12年から施行された、品確法の建設評 価書のある物件をお勧めいたします。 ◆建物の仕様・設備を十分に調べる。 建物価格は、仕様・設備により大きく変わります。仕様・設備内容を把握せず、価格 と外観デザインだけに、迷わされて購入すると、耐久性・断熱性・遮音性など、後で 後悔する事になります。設計図書・確認申請図書と実際の仕様・設備とを比較してみ て下さい。図面と実際とが違う場合が多々あります。カタログや外観の見てくれだけ で決めるのではなく、目に見えない箇所まで十分にチェックして購入する事をお勧め いたします。なお、専門性が高いので、第3者の専門家の建物分析を受けて、購入判 断を下す方が確実で失敗しない最善の方法です。 ◆契約は慎重にする。 住宅は人生において一番大きな買い物です。販売会社の言葉に迷わされず、重要事項 説明書・瑕疵担保補償・品質保証・メンテナンス保証期間などを確認し、あわてず十 分に 検討した上で契約するか、もしくは第3者の専門家と相談した上で契約しましょ う。 |
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中古住宅の購入で失敗しないポイント | ||||||
◆新聞・チラシなどのおとり物件に注意しましょう。 新聞・チラシの特選物件は、客を呼び込む為のおとり物件がほとんどです。悪徳営業 マンにだまされないよう注意してください。 ◆違法建築が多いので注意する。 中古住宅には違法建築が多く、将来の建て替え もしくは転売する時には、思わぬ損 害をこうむる事があります。建物の耐震性・耐久性の建物分析を行うと共に敷地の安 全性・建 築制限等を含め専門家にチェックしてもらう事をお勧めいたします。 ◆敷地の履歴や安全性を調べる。 近隣住人の聞き取りや、外壁仕上、建具の開閉などのチェックを行い、敷地の安全性 を十分チェックして下さい。詳しくは土地購入で失敗しないポイントをご覧くださ い。 ◆建築時期により、耐震性が大きく変わります。 昭和55年・平成11年の建築基準法の改正および平成12年の品確法の制定によ り、建物 の耐震性が大きく改善されて来ました。建物の建築時期により、基本的 な建物の構造強度の 判定目安になり、購入前に必ず、建物の確認申請の時期を調 べて下さい。 なお、悪徳な建売業者・工務店などが施工した中古物件には建物の 検査済書が無い物件が多く、 確認申請通り施工されていない場合があります。 気にいった中古住宅があっても、必ず 第3者の専門家の構造チェックを受ける事 をお勧めいたします。 ◆建物の耐久性を確認する。 中古住宅購入時に、建物の耐用年数が気になります。気にいった物件があった場合 は、必ず第3者の専門家に物件確認を依頼し、建物の耐久性チェックを受ける事 をお勧めいたします。 ◆不具合の改修は、契約前に完了する。 不具合の改修・改善を契約後にすると、売主の責任感欠如や倒産などで、思わぬ損害 をこうむることがあります。万一、契約後の対応であるならば不具合の内容・改修改 善の方法、および 時期を、書面にて取り交わし改修費用の相当額を担保することをお 勧めいたします。 |
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土地購入で失敗しないポイント | ||||||
◆新聞・チラシなどの特選物件には裏がある。 新聞・チラシなどの特選物件には、客を呼び込む為のおとり物件が多く、不動産屋に 別の物件を押し売りされないよう注意しましょう。特に地番などの不明な特選物件 には要注意。 ◆公開された物件には、掘り出し物はない。 多くの物件は不動産業界で取引された後、市場に公開されます。この為、掘り出し物 は殆どありません。もし有ったとしても、どこかに問題があり疑ってかかった方がベ ター、十分に内容のチ ェックをおこない、不安がある場合は、第3者の専門家に一度 見てもらって下さい。 ◆土地の履歴をしらべる。 一見良さそうな宅地でも、湖・沼・川・水田等を埋め立てた軟弱地盤では、地盤補強 に予期せぬ費用がかかります。地名に「沼」・「沢」・「池」などの文字が入ってい る所は要注意して下さ い。また、高低差のある宅地も擁壁に費用がかかり、宅地の有 効利用、および建物の基礎補強な どいろいろな問題が発生する恐れがあります。特に 気に入った土地に高低差が有る場合は、一度どれぐらいの規模の建物が建てられるか チェックすると共に、宅地、および建物の補強対策がど の程度必要か、第3者の専門 家のアドバイスを受けてから購入判断することをお勧めします。 ◆どの位の建物が建てられるか調べる。 単純に建ペイ率○○%・容積率○○%で、建築面積○○u、延床面積○○uの建物が 建てられますと言われても、その通りの建物が建つとは限りません。面積制限以外 にも、敷地の方位・道路 との関係などによる制限も有り、要望の建物プランが、そ の宅地に入るか解りません。営業マン の強引な言葉にあせって契約する前に、どの ようなプラン・規模の建物が建てられるか、一度 検討してから購入する方が賢明で す。必ず第三者の専門家にご相談する事をお勧めします。 ◆契約は急がず、慎重にする。 「この物件は、掘り出し物ですから、今すぐ決めないと他に売れてしまいます」な ど、不動産屋の 決まり文句に迷わされず、十分に調査・比較検討した上で契約を行 って下さい。あせって、どうしようもない土地をつかまされないよう注意しましょ う。 ◆相談できる専門家を決めておく。 営業マンはその道のプロです。素人判断で契約するのは大怪我のもと、いくら土地の 値段が下がっ たと言っても高い買い物です。契約する前に必ず第3者の専門家の意見 を求めて購入して下さい。 また、専門家が同行すれば、営業マンも強引な営業活動は出来ず、色々な物件を十分 に比較検討が出来ます。仮に専門家が同行出来なくても、名前をだすだけで 相手の 出方が変わります。
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